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メトロノームを使うか使わないか問題について

メトロノーム使わない派の主張

・音楽の持つ、揺れや呼吸がなくなる

・時間キッチリの硬い音になるのでナンセンス

・そもそも音楽を縦刻みにするのは邪道

                などなど

 

 

一方で…

 

メトロノーム推奨派の主張

 

・先ずは一定の速さ(テンポ)をキープして忠実に弾いてこそ軸(基礎)ができる

 

・個々が自分の持つ速さで弾くと、てんでバラバラな演奏になる→まずは方向性を揃える

 

・音楽の中に揺らぎや表情をのせるのは、全体が揃ってからこそ行える

 

・テンポが走る人ほど、先ずはメトロノームどおりに練習して、都度都度の都合の良い速さでなく一定の速さで弾く

ズレるところに個々の課題があるから、

そこを重点的に練習することで

本来の弾けるようになる状態が生まれる

 

 

私は後者派です

 

というか、多くの音楽家はそうして練習して

います

 

それが弾けるようになる早道でもあり私も楽譜の左隣には、メトロノーム!

 

苦手なところは、本来の速さより

かなりゆっくりから始めて、

少しずつ速くしていく

 

つまづいたら、また少し前の速さに戻して

できたらまた速さを上げていく…

 

その繰り返しです

 

 

 

メトロノームの数字(速さ)を

ゲームのレベルのようにとらえてみては?

 

優しいレベル、クリア✨

1レベルずつだんだん勝ち上がっていく…

 

というようなイメージです

 

 

つまづいたところにこそ、

本来越えるべき問題点が隠れています

 

たとえば…

 

・指使いが合っていない?

・シフトするタイミングが早すぎ?遅すぎ?

 

 

「なあんだ!そうだったのか⁉️」と、

目から鱗の課題が見えてくるかもしれませんね🔍✨