前回、音楽ドリルやワークの時に
《筆圧が弱かった・筆先のコントロールの場合》に
できる工夫をお話しました
※前回の投稿はこちら↓
今日は、なぜ筆圧が弱いのか?ということを考えてみます
✅座位は保てていますか?
✅マス目の中に丸を書けますか?
✅持つ位置を修正したら、変化はありましたか?
✅鉛筆の持ち方はどうですか?
姿勢について
背中がピンとしているのは、もちろん理想ですが、
書く時に多少丸くなることはあります
が、椅子がどんどん下がってしまう・あるいは
机も(軽い場合)前にズレていく時には要注意⚠️
体重ののせ方が利き手でなく非利き手にだけに偏って、机を押してしまい、結果、
机と椅子の距離が離れてしまっている
ことが考えられます
さらに、椅子の高さが合っていない…
つまり床に対して両足が踏ん張れていない
時にも起こりやすい現象です
●机は(学校用のものなど軽い場合)ズレないように、壁側に向きを変える、あるいは何らかの方法で動かないよう固定するとよいです
●椅子についても同様の考え方で、後ろに下がらないように固定する工夫をするか、もし座面がツルツルであれば、100均などでも売っている滑り止めシートを敷く、さらにその上にクッションのようなものを置く(出来れば椅子の背🪑にクッションが固定される状態がベスト)と
好転する可能性があります
●椅子の高さが高すぎる場合は、足台になるものを置くと効果的です
マス目の中に収まる丸を書く
こちらも以前、介入方法を書いたことがあるので参考になればと思います
鉛筆の持つ位置が上すぎる時の工夫
(前回の投稿を参照ください)
鉛筆の持ち方
握り持ちですか?
…何本の指で持っていますか?
時々2本指でつまんでいるお子さんも
見かけます
中指含めた3本指で操作できるようにするには、
こちらの画像付き解説を読んでいただき、
補助グッズの導入をしてみませんか?
また、レッスン時以外の
日常的な場面で、親指・人差し指・中指の
3本指で物の操作を練習するのもいいですね
3本指で持ったコインを、貯金箱に入れるのも
効果的な練習であり、遊びの中でもできて
オススメです
目的はなるべく中指を使うこと
親指・人差し指は自然と使えるけど、
中指は支える役割があるのに抜けがち
あるいは、
親指と中指だけでつまむ…というお子さんも
いらっしゃいます
この場合はもちろん、人差し指も一緒に使う
ということで、操作に安定感が出てきて、
結果、運筆にもつながる可能性があります
筆圧に《ハテナ❓》を感じたら
ぜひ、試してみてくださいね^ ^
明日が変わります♪