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プロフィール

私のことについてのお話です。

 

 

◆音のある生活

 

音楽との出会いは2歳。

自宅でピアノ講師をしていた母との、《音当てクイズ》に始まりました。

 

母のちょっとしたこだわりで、音名はドイツ語(ドレミではなく、ツェーデーエー)に

統一されたそのクイズによって培われたのは、『絶対音感』でした。

それからソルフェージュに移行し、3歳の誕生日が訪れた頃

いよいよ憧れのピアノの手ほどきが始まりました。

 

生徒さんのいない時間帯の毎日30分間のレッスンは、

おやつを食べることくらい自然な日常になっていきました。

 

 

◆バイオリンと出会う

 

母と連れ立ってバレエを観たりオーケストラを聴きに行くうち、

バイオリンに興味を持った私は、4歳になるとバイオリンを習い始めました。

 

穏やかな笑顔の絶えない先生で、出来ていないことを叱ったりはせず、

良いところを探して褒めて伸ばしてくださる教育方針でした。

後々振り返って思ったことは、

どちらかと言うと失敗を恐れる性格だった私の承認欲求を満たしてくださったことが、

私の音楽家人生の礎につながった可能性が高いということでした。

 

 

◆語学と私

 

語学が堪能な父からは英語を習いましたが、

こちらは残念ながらなかなか身に付かず、今に至ります。

ただネイティブな発音の聞き取りには役に立っており、

英語を含む外国語で、興味を持ったフレーズを真似したいという場面においては、

現在も活きています。

 

 

◆ピアノが教えてくれたこと

 

 

小学生の頃は、鼓笛隊のオーディションで小太鼓を希望するも、あっさりと不合格に!

落ち込みましたが、卒業式のピアノ伴奏を2年間担当しました。

嬉しくて、たくさん練習をしました。

 

中学生でも合唱コンクールの伴奏を2年間担当しましたが、

《大地讃頌》は小さな手を開くのが難しく、なかなか苦戦しました。

合唱ではソプラノのパートリーダーをし、歌うことの楽しさに目覚めました。

 

 

◆道しるべとなった出会い

 

中学2年生の夏のこと。

講習会で出会ったバイオリニストの篠崎功子先生のレッスンに感銘を受け、

音楽家への道を目指す決定的な出来事になりました。

 

そして、東京音楽大学付属高等学校を経て、

東京音楽大学器楽科バイオリン専攻に入学しました。

在学中は公開レッスンの受講や、学内オーケストラのコンサートミストレスを経験しました。

また、軽井沢ミュージックサマースクールの他、

ポーランドとスペインにおける国際サマーアカデミーに参加しました。

 

 

◆試行錯誤しながら歩んだ道のり

 

卒業後は美術館やカフェ、結婚式、個展、ライブハウス、保育施設、

療育施設、企業様イベント等での演奏やレコーディングに参加し、

クラシックから洋楽、邦楽等さまざまなジャンルの楽曲を演奏してきました。

 

2年ほど会社員も経験し、Webサービスの提供に携わり、

業界用のメールマガジンの発行などもしていました。

教育関連では、神奈川県内の公立中学校で臨時的任用教諭をしました。

 

 

また、子育て経験の中で児童福祉に興味を持つようになり、

保育士とリトミック指導員の資格をそれぞれ取得して、

10年以上の間、法人や民間の療育施設にて未就学のお子様の療育指導と、

ペアレントトレーニングを含むご家族様の支援を行ってきました。

 

◆行き着いた答えとなったこと

 

現在は音楽×多様性をテーマに、お子様から大人の方までを対象に、

お一人おひとりのニーズに合わせて幅広く楽しんでいただけるようレッスンをしております。

関わる皆さまに、音楽を通じて《幸運(スエルテ)》を感じていただけたら幸いです。