抽象的表現『ちょっと』についてお話ししたいと思います
ついついお子さまに声がけしてしまうこと、ありませんか?
「ちょっと待って!」とか
「ちょっと静かにして」だとか
それで通じる、ということもゼロではないけれども、
多くの場合が伝わらなくて、何度も言わなければならなくなります
なぜでしょう?
それは…
《ちょっと》という曖昧な表現に鍵🔑があります
特に時間やボリュームなど《目に見えない》ものが対象になると、
お子さまにとっては
「ちょっと…ってどれくらい?」
…ということになります。
1分なのか、、5分?、、30分⁉️、、、
もし時計・時間が分かるお子さまにだったら、
そのまま待ち時間を具体的に伝えたら、
(待つ・待たない等の行動を実際にとるかは一旦おいておいて、)
時間の目安はわかりますよね
そこで解決、となります
では
まだ時間の概念がわからないお子さまにはどう伝えたらいいでしょうか?
これは意外と難しいですよね
でも、大丈夫! 手立てはたくさんあります
しかも工夫次第で、どんどん増えると思います
ですから、考え方のヒントとしてベーシックなものを挙げていきます
🔹時間や量を可視化する
つまり、目で見てわかりやすい状態にしてみます
おうちで試すのにオススメなのが、
《タイマーを使う》です
キッチンタイマー⏲️でもよいし、
スマホのタイマー機能を使うのもよいでしょう。
個人的にはキッチンタイマーを推奨しています。
なぜなら、もし使う頻度が高くなった場合、
お子さまは親御様のスマホを触るきっかけが増えるから、です
そうなると目的がズレて、例えば「YouTube見たい」になるかもしれません
さて
キッチンタイマーは、100円均一のもので充分
ポイントとなるのが、時間になると音が鳴る、ということ
また、もし数字が読めるならば、数が減っていくことで
「もうすぐで《ちょっと》が終わる」が、わかります
では、タイマーを使う時の声がけの仕方ですが、私ならきっと、こう言います
※ちょっと待ってほしい、を伝えたい場合
「ピピピッが鳴るまで、待っててね」
どうでしょう?(想像してみてください💭)
「ちょっと待って」と比べてみてくださいね
つづく